数十年に1度の大規模プロジェクトに携わりながら、金融ITの新たな潮流にチャレンジ

2017年入社 開発第二部(オープン系システム開発)
(取材当時)

転職理由、やりたかったこと

 前職はイメージソリューションを主力にしたSIerで、主に生保業界向けSEをしていました。体育会系のにぎやかな気風の会社で楽しく働いていましたが、入札案件を勝ち取るための過少見積もりを遠因に案件の炎上が頻発。連日22時を超えての勤務もざら。労働環境が良いとは言えず、将来を考えなおすことにしました。
 転職先を探す際、「ユーザに近い立場で開発できる」ことを求めていました。上辺の要件だけ聞いて開発をしていては、ユーザにすれば他社に頼んでも同じ。すぐに価格競争にもまれることになるでしょう。それでは前職の二の舞になると思えました。
 また、色々なお客様と接して度々感じていたのは、やりたいことがはっきりしているのに、それをシステム化するとなると途端に壁が高くなりひるんでしまうということ。IT知識を持ちながらも、ユーザ業務を深く理解し歩み寄れる企業こそが、今後消耗することなく伸びるだろうと考えました。

当社を選んだ理由、決め手

 金融の知識を学ぶこともでき、ユーザとの距離も近く、なにより全社をあげた大規模プロジェクトを控えていたことから、成長するチャンスが至る所にあると感じました。昔TVで見た話なのですが、ダムの開発があるとき、リーダーが1人立てられ土地の調整からダム稼働まで監督するそうです。プロジェクトが終了するまで40年を超えることもあり、リーダーは生涯に1つのダムを造るので精一杯。人生をかけた仕事なのだそうです。
 今回の大規模プロジェクトは、ダム開発と同じように数十年に1度のめったにない大仕事です。やってみたいと率直に思いました。面接での印象もポイントでした。未熟な自分のポテンシャルを見つめてくれ、かつ他社と比べて労働環境面についても真摯に対話してくれました。

入社後の担当業務、やり甲斐

 オープン系システム開発を担当しています。今は.NET系言語とSQL Serverの組み合わせが多いです。エンドユーザに寄り添って会話ができること、上流から下流まで一通り携われ、その中で得た金融知識が次の機会にも生きていくことに日々やりがいを感じます。
他にも、入社から数年でRPA導入・EAIツール・BIツール検討等、次々と新しいことを経験させてもらえています。金融SEに保守的なイメージがあるかもしれませんが、DXの波の中、チャレンジを求めている現場がここにあります。上司や同僚も信頼できる方が多く、相談しやすい空気もモチベーションにつながっています。

今後の展望や抱負

 現在参画している、大規模プロジェクトを成功させたいです。金融機関という社会インフラの安定にも直結する大規模プロジェクトで得られる知識・経験を活かしながら、ユーザと自社の発展に寄与していきたいと思っています。