DXプロジェクト成功に向け、チームの成長を推進

2022年入社 開発第二部(オープン系システム開発)
(取材当時)

転職理由、当社を選んだ理由、決め手

 これまでプログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーのキャリアを歩み、様々な企画・開発を経験してきました。前職の会社の方針でシステム関連の仕事から離れることになり、これからもシステム開発に携わりたいという思いから転職活動を始めました。

 前職では新しいことを常に取り入れていく業務内容であった事もあり、その経験を生かして、
既存システムに対して、新しい技術やアジャイルの手法等も取り入れシステム・環境をに発展させる仕事にも携わりたく、商工中金情報システムに入社を決めました。

 現在の目標は、昨年4月(取材時点)から課長に任用されているため、個人の成果だけでなくチームとしての成果を出すことです。
 この目標を達成するためにエンジニアとして世の中の動向を探りながら必な技術やスキル・資格を取得し、それをチーム内で共有して次のステップに進めるようにサポートしています。
 さらには、会社の組織をどのような方法で大きくできるかを考えていきたいです。

DXプロジェクトについて

 DXプロジェクトは、SaaS型サービスであるSalesforceを用いた商工中金内の営業施策やお取引先様に対してのサービスを提供するプロジェクトです。我々のミッションは、銀行の基幹システムである勘定系を含めた、商工中金内のシステムに存在する大規模データを加工し、提供するデータ連携基盤を構築することです。DataSpiderを使ったデータ登録や、Salesforceとのデータの受け渡しをC#言語を用いたREST APIの開発を行っています。私はチームリーダーとして、要件定義から設計・製造・単体テスト・Salesforceを踏まえた結合テスト、移行までを一貫して担っています。

 達成したことは、2023年11月に一段階目のリリースを大きな障害や問題なく成功させ、安定した稼働を迎えられたことです。
達成できた要因はプロジェクトを進めている中で、開発パートナー企業を巻き込んだチームビルディングが上手く成功したからだと思います。

 学びとして、改めてコミュニケーションを取ることが非常に大事だと感じ、それなくしてはプロジェクトは進まないと実感しています。
DXプロジェクトは商工中金やパートナー企業・別チームの担当者など様々な立場の関係者がいます。
これだけ大きなプロジェクトでは、一人一人すべての人に対して声をかけることは難しいのですが、こまめな
コミュニケーションを取っていくことが大事だと感じました。
 作業を依頼し、さらにアフターフォローをすると、チームを横断したよりよい成果につながると考えます。
こちらから寄り添えば、向こうも寄り添ってくれると信じていますので、そういったコミュニケーションの取り方を心がけています。

 今後の展望は、最後のリリースまでプロジェクトをリードしていく事と合わせ、一緒に働いてくれている課内メンバーのスキルアップと成長を促していく事です。その結果、チームとしての成果、組織として強くなっていく事に直結すると考えています。

※SaaS:「Software as a Service」の略。ソフトウェアをインターネット経由で利用できるクラウドサービスのこと。
※Salesforce:営業支援、顧客管理などの機能を中心としたプラットフォームのこと。
※DataSpider:株式会社セゾン情報システムズ社のデータ連携ツール
※REST API:データ連携の方式の一つ

入社を考えている人に向けて

 当社では若手だけではなく、中堅、チーム・組織を引っ張ってくれるベテラン層など年齢・職種を幅広く求めています。
そのため、これまでのご経験(プログラミングが得意な方、プロジェクトマネージメントのご経験が豊富な方など)を十分に発揮頂けるのではないかと考えています。与えられたミッションに対して前向きに、かつ諦めずに推進・実行していける、そういった方々と仕事がご一緒できることを楽しみにしています。