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#2

「金融の現場に、ITの力を。」
未経験から築いた信頼と実行力。

戦略系アプリ開発部

2017年入社 文系

S.Aさん

正確に、誠実に、
時代に振り回されず、
変化に挑む力。

経歴やこの業界に入ったきっかけを
教えてください。

新卒当時はリーマンショック後の厳しい就職環境で、エントリーシートを 50 社出してようやく 1 社通るような時代でした。だからこそ、「時代が変わっても通用する力を持ちたい」と考え、手に職をつけられる IT業界を選びました。
1 社目に入社したプライムの SIer(エスアイヤー)では、官公庁や保険・金融業界の顧客に対して、スキャン書類の回覧やチェックを効率化するシステムを提供しておりました。2017 年に SCS(商工中金情報システム)に転職してからは、RPA や BI ツールの導入、商工中金の営業店が利用する Web システムの開発、銀行業務を支える夜間バッチ処理の開発を担当しています。

現在の部署や業務内容について教えてください。

現在は、バッチシステムの保守業務に加えて、営業店で利用する Web システムの仕様変更に関する見積り作成などを担当しています。
仕事のイメージとしては、「IT の大工」に近い感覚です。家づくりで大工が左官や水道工事の職人と連携するように、私たちも商工中金のシステム部門や、協力会社のエンジニアと連携しながらシステムをつくり上げていきます。調整やすり合わせといった“対話”の力が求められる場面が多く、日々のコミュニケーションがとても重要です。
技術面では、主に C#を用いたプログラム開発を行っており、ETL や EAI といったローコードツールを使った開発も手がけています。また、システムを使っているユーザー部署からの問い合わせ対応を行うこともあります。
※)ETLとは、データを抽出・変換し、データベースに取り込む処理です。
※)EAIとは、複数のアプリケーションを連携させる仕組みです。

大変と感じることはありますか?

営業店が使うシステムの改修に携わるときはプレッシャーを感じます。たとえば、融資や入出金など、数字を扱う画面の仕様変更を行う際には、一桁のミスが大きなトラブルにつながる可能性があります。
ただ、そのような緊張感が、丁寧な仕事につながるとも感じています。
プレッシャーを前向きな力に変えながら、ミスのないよう慎重に取り組むことを心がけています。

業務上で意識していることは何ですか?

業務に取りかかる前に「全体像をしっかり整理する」ことを大切にしています。たとえばユーザー対応の場面では、「何を求めているのか」「なぜそれが必要なのか」をきちんとヒアリングした上で動くようにしています。
開発作業では、「なぜ今やるのか」「どんな成果を出すべきか」を明確にし、優先順位や、品質・コスト・納期の観点でバランスを考えながら作業を組み立てていきます。
こうした整理ができていれば、急な変更やトラブルがあっても落ち着いて対応できますし、チーム内で助け合う余裕も生まれます。

会って、話して、感じる。
転職に“正解”なんてない。

キャリア採用を考えている人に向けて、
やっておいた方がいいことは?

一番は「この会社が自分に合っているか」を、自分の目と足で確かめることだと思います。私自身、転職活動の際に SCS に依頼し、実際に働いている社員の方と一対一で話をする面談の機会をいただきました。
そうした“実際の雰囲気”を知ることが、会社選びの決め手になると思います。少しでも気になることがあれば、遠慮せずに聞いてみることをおすすめします。SCS はそうした相談にも柔軟に応じてくれる会社です。

キャリア採用で入社した社員に
求められることは何だと思いますか?

キャリア採用ではキャリアステージによって異なる期待がかかると思いますが、私の場合、特別なスキルよりも「柔軟性」が求められました。
入社時は銀行業務の知識もほとんどなく、右も左もわからない状態でしたが、それでも「まずはやってみよう」というポテンシャルが評価されたのだと思います。

「多」ではなく、「深」で進む。
未来の技術を、現場で使いこなす。

SCS の魅力を教えてください。

商工中金という金融機関の中には、大変多様な銀行業務があります。システムでもアプリ、インフラ、セキュリティ、サービス運用など、役割は細かく分かれており、それぞれに高度な専門性が求められます。
SCS では約 200 人の社員が連携し、外部のパートナー企業とも協力しながら、安定してシステムを提供・運用し続けています。
この「少数精鋭で、複雑な業務を着実に回している力強さ」こそが、SCS の魅力であり、実力だと思います。

今後の展望について教えてください。

今後は、AI コーディングをはじめとした最新技術を、業務にどう効果的に取り入れるかが鍵になると考えています。
とくに開発の現場では、AI の活用によって業務効率化や品質向上が期待できる場面が増えており、こうした技術をいかに現実の業務へ落とし込むかが重要です。
流行に流されるのではなく、「なぜ使うのか」「どう使うのか」を見極めて推進していきたいと思っています。

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